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存在しない日付を掲げる産経記事のジレンマ

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元号表記にこだわる産経新聞が、元号が未定の2019年以降の日付についてどう記載するのか、興味を持っていた。

今日の1面トップ記事の見出しはこうだ。

〈「31年5月1日」改元へ〉

「31年」というのは、当然ながら「平成31年=2019年」を指すのだろう。
ネットの記事では〈「平成31年5月1日」改元へ〉とはっきり記載している。

だが2019年5月1日に改元するなら、その日はすでに「平成」ではない。

自らに課した元号縛りによって、改元で存在しなくなる「平成31年5月1日」という日付を用いねば、改元の日付を特定できないというジレンマに陥っている。
日付に「 」を付けたのは苦肉の策だろう。

省庁の文書でもいまだに「平成37年度までに…」なんて記載が見受けられるが、ばかばかしい限りだ。
さらに言えば、この記事の通りなら2019年は4月までが平成、5月以降が新元号ということになる。
「2019年4月」は1か月限りの「平成31年度」なのか、「〇〇元年度」に繰り入れるのかも不明である。
同じ暦年および年度に2つの元号が存在することで、混乱に拍車がかかりそうだ(「昭和64年」はたまたま年始の1週間くらいしかなかったので、混乱は少なかったが)。

元号を使い続ける限り、こうしたばかばかしい混乱や矛盾、年数計算などの煩わしさから逃れることはできない。

天皇の代替わりで時代を区切ることに、何か合理的な理由があるだろうか。
無駄で不合理でメリット皆無と思われる「元号」なる因習をこの際に廃止しようという話が、国会で議論にものぼらないのが不思議である。
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コメント

コメント(6)
No title
数字に弱いのでもうなんだか訳わかんないです。仕事でも元号表示と西暦がミックスしていますが、年齢を確認するのに四苦八苦。個人的には西暦で文書は残すようにしてます。
元号って、昔は一人の天皇の在位中にコロコロ変えたりもしてましたよね。必要なのか、不要なのかわかりませんが二文字の漢字に色々な思いを託すのは俳句っぽくてなかなかいいかなとも思ってます。

亀井A子

2017/11/23 15:58 URL 編集返信
No title
産経は中途半端ですね。「皇紀」を用いるべきなのに。

k-k-kentaro

2017/11/23 20:10 URL 編集返信
No title
> 亀井A子さん

不合理でも情緒的価値を感じる人がいることは否定しませんが、それを全員に強制するのは暴力だと思います。

Jinne Lou

2017/11/23 23:15 URL 編集返信
No title
> k-k-kentaroさん

皇紀ならころころリセットされることがないので、元号に比べれば実用上は扱いやすいと思いますね。

まぁ日本でしか通用せず不便には変わりないし、また天皇主義者にデカい顔されるのは嫌なので全員に強制するのはやめてもらいたいですが、産経が使って笑い者になる分には問題ないでしょう。

Jinne Lou

2017/11/23 23:21 URL 編集返信
No title
アハハハハ。
すみません、笑うしかないです。

ゆまりん

2017/11/24 23:00 URL 編集返信
No title
これはもう笑い話ですよ。

Jinne Lou

2017/11/25 17:36 URL 編集返信
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