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「表現の自由」自発的放棄で進むタテマエ社会化

しんゆり映画祭で慰安婦を扱う『主戦場』が上映中止になった理由! 極右論客の訴訟、川崎市が伝えた懸念、あいトリ事件の影響も
2019.10.27 リテラ

「(『主戦場』が)訴訟を抱えているということは、それだけ悪意を持っている人が来てしまう可能性を高めることになってしまうと思うのですが、より過激な思想を持っている人が来てしまった場合に、私たちはどれだけ対応ができるのだろうか、と。そうした社会情勢のなかで起きている事件、事故などをも含めて、上映中止の判断をさせていただいた次第です」(「しんゆり映画際」事務局担当者)

表現の自由が奪われる過程が戦前と現代とで決定的に異なるのは、現代では権力を持った側からの強制力によって奪われるのではないという点だろう。

自由を行使すべき側が、それを奪いたい側によって、自発的に放棄するよう仕向けられる。

表向きは強制されない。
そして「表現の自由」は骨抜きにされ、ただの建前となり、形骸化していく。
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コメント

コメント(2)
ちばてつやさんの意見と私の思い
ちょうど昨日の東京新聞に「表現の自由を問う」について紙面が割かれていました。
ちばさんは戦争を知っています。その身の上から「検閲」がすごく怖いと言ってます。新聞、ラジオ、集会など色々なものが規制され、権力者の都合のいい情報ばかり流れ、手も目も耳もふさがれてレミングの群れのように戦争に突っ走った、と。

現代日本は戦前ほどあからさまに検閲されていないけれど、仰る通り表現する側が委縮して表現できなくなる状況になりつつあって怖いです。表現したものをどう受け止めるかの自由が侵害されてきているようで、ある意味戦前に似てきていると感じます。

亀井A子

2019/11/03 19:44 URL 編集返信
みんなが気づかない間に自由が奪われていったのが戦前だと思います。今はより巧妙に、「自由」の建前を維持したままじわじわと骨抜きにされていく過程にあると言えるでしょう。ちばてつやも、そのことを感じているんじゃないでしょうか。

Jinne Lou

2019/11/05 04:16 URL 編集返信
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