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多様性の乏しさを誇る国で

N国・丸山議員が麻生発言擁護「どこが問題なのか」アイヌ民族支援法を「悪法」と糾弾
1/15(水) デイリースポーツ

麻生のような発言は昔からよくあるものだが、それが事実であるかどうか以前に、社会に多様性がないこと、みな一様であることを誇るという感覚が自分にはいまだに分からない。

生物は進化の過程で多様性を獲得することで、さまざまな環境変化に対応して生き延びることができた。それは人間社会にとっても同じだからこそ、最近になって企業や行政がダイバーシティなんてことを言い始めるようになったのだろう。

幼少期から一様であることを良しとする価値観を押し付ける日本の精神的風土が、今になってあちこちで問題を引き起こしているのではないか。
この社会に受け入れられるための第一歩である就職活動では、みな一様に黒いスーツに身を包み、面接では大学のサークルでいかに目標を持って活動に励みリーダーシップを発揮してきたかを懸命に力説するしかない学生を量産する。
それはこの社会の恥部であって、決して誇れるようなことではないと思う。


――ただそれとは別に事実について争うのであれば、アイヌが先住民としてこの国土に暮らしてきたことも、それを政府が認めていることも、麻生の発言がそれを無視していることも事実である。今回の件で主に批判されているのもその点だ。

ところが丸山の言う「最初は、人権云々で国連等海外機関アピ、予算、国会決議、法律ときて、更なる予算に、議席枠要求、土地、独立とステージを挙げていく」云々は、それとは全く無関係な事柄である。

批判されている事柄そのものについては語らず、どさくさ紛れに無関係な独自の主張を行う。しかし当人にはその自覚はなく、何か本質的な批判をしたつもりになっている。議論をする能力のない人間にありがちな傾向だろう。
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コメント

コメント(4)
同一価値観の押し付け
麻生や丸山のように、歴史無視で議論ができない人の発言は本当に腹立たしく、うんざりします。
それにしても「多様性の乏しさを誇る国」・・・なるほど!
私は子どものころ帰国子女で少し周りと違っていたのか、壮絶ないじめに遭っています。
ランドセルの色が一人だけ違っていることで仲間外れにされ、「お前なに人?」、「目立ってんじゃねえよ」、「反抗的」、「女のくせに」等々言われ、肉体的にも大勢から危害を加えられました。それもこどもだけじゃなくて先生からもです。
それから、みんなと同じになりたい、目立ちたくないと思うようになり、世間から浮かないことを信条にして生きてきてしまいました。
個性が大事だのなんだの言うわりには、異質なものに対して不寛容だということに無自覚な人が多いと思います。

Kiyory

2020/01/19 02:52 URL 編集返信
Jinne Lou
Re: 同一価値観の押し付け
自分が小学生のときにも、同じクラスに帰化した日系ブラジル移民の子がいて「ブラジル人」とからかわれていました。また顔立ちが少し日本人離れした女子も「ガイジン」と言われていました。それは大人たちが言外に発している「あの子は“みんな”とちょっと違うよね」とサインみたいなものを、子どもたちが無意識に読み取った結果だと思います。そして、そう呼んでいる側は「自分はそうならないようにしよう」と感じていたと思います。そうした子たちが大人になって、そんな同一化を強いる構造をより巧妙に築き上げているのがこの社会なんでしょう。

Jinne Lou

2020/01/20 06:48 URL 編集返信
今更かもですが、
丸山に擁護されたら終わりでしょう。

ゆまりん

2020/01/31 09:47 URL 編集返信
Jinne Lou
Re: 今更かもですが、
杉田水脈とかもそうですが、議員だったら議員活動を通して自分の主張なり政策なりを発信していけばいいのに、非公式に喋っておいて説明を求められると逃げ回るってのは一体何がしたいんだろうと思います。

Jinne Lou

2020/02/01 02:58 URL 編集返信
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