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印象論が先行する薬物論議

槇原容疑者のSNS 続々と閉鎖状態に ファンから悲痛な声殺到していた

2/14(金) デイリースポーツ




「もっと恐怖を感じるような啓蒙活動を行わないと、薬物追放の効果は期待できない」というが、本当だろうか。

覚せい剤事犯の検挙人員推移をみると、この30年ほど減少傾向をたどっているのがわかる。
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「覚せい剤やめますか、人間やめますか」といった脅しによる啓蒙活動が盛んだった1980~90年代には年間1万5000~2万5000人で推移していたが、近年は1万人強で横ばいだ。

人が違法薬物に手を出す理由はもっと複雑で構造的なものであり、「恐ろしいから使わない」「恐ろしくないから使う」といった単純な理解では解決しないのではないか。

恐怖による啓蒙が鳴りを潜めたとすれば、コンプライアンス云々というよりは、あまり効果がないことが分かってきたからだろう。

覚せい剤事犯の年齢構成をみると、20年くらい前までは20代が圧倒的だったが、近年は40代>30代>50代以上>20代>未成年――の順。このうち40代以上には増加傾向、30代以下には減少傾向が認められる。
今時の若いもんは、覚せい剤なんてコスパの悪い快楽には興味がないのかもしれない。

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マッキーや田代、清原をはじめとして80~90年代にさんざん覚せい剤の恐怖を植え付けられてきたはずの世代が、当時も今も検挙者の大半を占めている事実を考えたほうがいい。

冒頭に掲げたコメントでは「若い世代への蔓延が危惧される」などという印象論で語られているが、むしろ危惧されるのは、おっさん世代がいつまでも依存症から抜け出せず再犯を繰り返していることだろう。この世代の患者への治療対策こそ急務だと思う。

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コメント

コメント(2)
色々おもうことあり過ぎてコメントが難しいのですが、
とりあえず、
あたしはヤクのには手を出しません。
絶対抜け出せなくなるとおもうから。

ゆまりん

2020/03/28 07:22 URL 編集返信
Jinne Lou
Re: 。
誰もがそうだと思います。だけど抜け出せなくなっている彼らも、そうなる前に「薬に手を出したいと思うか?」と聞けば「自分は絶対にやらない」と答えていた人が多いんじゃないかと思います。

Jinne Lou

2020/03/31 02:28 URL 編集返信
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