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共産党に「大人の態度」を求める

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「浅野史朗さんと都民が東京を語る会~都民のハートに火をつける3・9イベント」で浅野氏が語るというので、会社帰りに寄ってきました。帰途の途中駅だったので、ついでに中野、高円寺、阿佐ヶ谷と1人で飲み歩いてしまった。

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大勢の人がつめかけていて、期待の大きさをうかがわせました。
まともな都民がいま求めているのは、個別の政策云々という以前に、とにかく“人間として”まともな都知事でしょう。その点、浅野氏の所信表明からは「当たり前のことを当たり前にやろうとしている」誠実で堅実な姿勢が感じられました。何かと注目された宮城県知事時代の浅野氏といえども決して“スーパー知事”だったわけではなく、任期中に借金を膨らませた点などについては率直に認めて反省していました。絶対に自分の非を認めず逆ギレするしか能がない現職と比べても、むしろ好感が持てます。反石原層を核とした広範な支持を集められる候補は、現状では彼を置いて他にいないでしょう。

ここでやはり、日本共産党にはよく考えてもらいたい。吉田万三氏は浅野氏について「県政改革で一定の実績を残したが、本丸までは攻め込まなかった」みたいな論評をしています。しかし基本的な方向性を共有しながら、せっかくの“脱”石原都政のチャンスを前に、その程度の違いにこだわることにどれほどの意味があるのか。(失礼ながら)当選の見込みがゼロに近い候補をゴリ押しすることで、反石原勢力を二分して共倒れになってもいいのか。共産党だって、現職と浅野氏を同列に評価しているわけではないでしょう。「よりまし」という考え方を同党はあまり好まないようですが、両者を比べたときに「よりまし」どころの差ではないことは歴然です。

共産党はこの間に、『赤旗』による石原スキャンダル徹底追及で“イシハラ一辺倒”の風向きを変えたことで、すでに十分に大きな役割を果たしてきています。このことについては、心ある都民の多くが感謝しています。このうえ党の立場を最優先させるオール・オア・ナッシングの態度にこだわり、せっかくの風を止めないでもらいたい。どうかここはひとつ身を引いて、側面からの支援に回っていただけないもんでしょうか。部分最適ではなく、都民のための全体最適を優先させてください。お願いします。同様に、黒川紀章氏や出馬を検討しているという丸山弁護士にも「大人の態度」を求めます。
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コメント

コメント(20)
No title
宮城時代の失政を素直に認めていれば、次は考えていこうとするでしょう。そろそろ浅野氏支持を打ち出しましょう。なんとしても石原都政にはストップをかけたいですから。

いわれひこ

2007/03/12 09:08 URL 編集返信
No title
確かに浅野氏の行動は賞賛に値するところがありますが、全面的に指示するところまでは行きませんね。かと言って共産党の今回の早々とした独断的行動にも支持は出せませんね。何か共産党はアッチコッチで「犬の突然死→ワンパターン(笑)」やってますから。少しは参院沖縄補選や沖縄知事選での共闘体制の中での存在感を見出した方が賢いのでは?。

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2007/03/12 22:53 URL 編集返信
No title
ところでブロガー新党として都知事選で誰に支持を考えてましたが、黒川紀章が出馬した途端、興味はなくなりました。これで石原しんちゃんの一人勝ちになるだろうと直感してしまいました。反石原・反自民としてガチンコ統一候補を立てるのが最も必要、それも辛口の対抗馬(例えばヤッシーとか菅直人?)で攻めれば石原のボロは確実に出るんですが…そういうことまでぶち壊しにする売名候補の乱立にただただ閉口するばかり。ほんまポロニウムで消してやろうかと思うばかりです。

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2007/03/12 22:59 URL 編集返信
No title
たしかにtomさんの言う通り、同列に評価しているようですね。信じ難いことですが…。http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/2995e92bc83092508f2c7375e90fbdfc 一方、石原を黒川らと一緒くたにホーマツ候補扱いでスルーして、浅野vs吉田の戦いをメインに盛り上げようという楽しい意見もありますが http://teagon.seesaa.net/article/35557109.html 「無党派同士の戦い」という構図がメディアで恣意的に流布されている現状ではなかなか難しいでしょうね。

Jinne Lou

2007/03/13 00:50 URL 編集返信
No title
候補者選びに苦戦していた民主のほうから歩み寄るっていうのはなかったのかな・・・。後出しじゃんけんでこっちに乗れと言われても無理でしょう。 候補者の話ばかりで政策が語られていないのがまた滑稽です。

お役所の星

2007/03/13 18:33 URL 編集返信
No title
とにかくまともな都知事が必要なんです。そのためには後出しだろうが何だろうが、まず「勝てる候補」に選択と集中を強めるのが妥当な戦略でしょう。たしかに後から出てきて「道を譲れ」ってのは道義的には筋が通らないんですが、事ここに至ってはなりふり構っちゃいられません。現実を見据えて共同戦線を張るべきです。ただ話題性ばかり先行して、肝心の政策はどの候補も取って付けた感じは否めませんがね。

Jinne Lou

2007/03/14 01:11 URL 編集返信
No title
私の周りには共産党関係者が結構多いんですが、末端はわりと柔軟な考え方してる人多いんですよ。まあ、古い人にはガチガチもいますが。「融通がきかない」のは党本部の筋ではないですかね。ちなみに、4候補の政策討論会あります。http://www.tokyo-jc.or.jp/2007/discuss/index.html

och**obor*maru

2007/03/14 10:04 URL 編集返信
No title
共産党の執行部ももっと柔軟ならいいんですがね。穀田さんあたりなんか、わりとソフトでユーモアもあって好きなんですが。討論会は先着順だそうですが、やっぱり最初から並ばないと入れませんかね。明日は行きたくもないジャイアンツの激励会に、仕事で行かねばならんのです。

Jinne Lou

2007/03/15 00:50 URL 編集返信
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今日の報道ステーションで考えが変わった 吉田万三は浅野氏よりも非常にいい候補だ 是非、浅野氏には吉田氏支援に回るべきじゃないか?

ss

2007/03/16 01:35 URL 編集返信
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私も報ステ見ました。そりゃ吉田氏は真っ当なことを言っていると思うけど、現実の得票力を考えれば浅野氏が支援に回っても当選は難しいでしょう。むしろ吉田氏の陣営が浅野氏の支援に回るほうが、当選の確率は高いです。それに、浅野氏の政策も十分に支持に値すると思いますが、いかがでしょう。浅野氏が当選したら「君が代訴訟」の控訴を取り下げると言明したことには感銘を受けました。

Jinne Lou

2007/03/17 02:13 URL 編集返信
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これで思い出すのは、89年と97年の「神戸市長選挙」です。今回とまったく反対のケースですが、「日本共産党のかたくなさ」という点では共通するものがあります。89年の神戸市長選挙は、当時市長だった宮崎辰雄氏と、助役の宮岡氏との「市長VS助役」対戦でした。ところが、宮崎氏が突如、立候補を辞退したため、日本共産党は、もう一人の助役・笹山氏擁立に奔走しました(続く)

シマウマ女

2007/03/17 23:57 URL 編集返信
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…で、89年の神戸市長選挙は、自民党から共産党までが推す笹山氏と、誰ささやが推しているのかよく分からん宮岡氏(ウラで公明党が推しているというウワサがあった)の対決となりました。しかし、末端の党員や支持者の中には、笹山氏擁立に疑問をもつ人も多くいました。宮崎ー笹山ラインによる「株式会社神戸市」的開発により、住吉川をはじめ、あちこちの景観・自然環境が破壊されたからです。(続く)

シマウマ女

2007/03/18 00:02 URL 編集返信
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共産党側の説明では、宮岡氏が当選すれば、「非核神戸方式」が廃棄されるおそれが強いこと、その「非核神戸方式堅持」のための、笹山氏擁立なのだ…ということでした。自民党との「呉越同船」に不信感を抱く末端党員も多くいたのですが、そのような党員に対し、党は「大人の態度」を求めました。…で、この笹山市政の元で、あの神戸空港建設が進められたのです(涙)

シマウマ女

2007/03/18 00:08 URL 編集返信
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震災直後、「粛々と神戸空港の建設をすすめる」と述べた笹山氏に対して、さすがの共産党も笹山支持の態度を変更せざるを得ませんでした。ところが…早くから、97年の市長選挙に向けて準備を進めていた早川和夫氏を、共産党は何故か気に入らず、別の候補擁立を進めました。反笹山票が分裂することを恐れた早川氏は、立候補を断念、共産党の推す候補者の支援に回りました(つまり「大人の態度」をとった訳で)。

シマウマ女

2007/03/18 00:18 URL 編集返信
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結局、笹山氏に勝てず、「将来の負の遺産候補」神戸空港は建設されました。今でも「あの時、早川氏を共産党が支持していれば勝てたのに…」と悔やまれる結果です(涙)

シマウマ女

2007/03/18 00:19 URL 編集返信
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そうですか。自民党と呉越同舟とは、共産党も柔軟なんだか頑固なんだかよく分かりませんね。どうも限定的な視点にとらわれて、全体的・最終的な利益が見えなくなるのがあの党の欠点に思えて仕方ありません。

Jinne Lou

2007/03/18 00:56 URL 編集返信
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共産党がかたくなってのは仕方ないわね(笑)だけど、民主党の節操のなさや本質の酷さを考えると、なんかウンザリするのねぇ。民主党の候補にどれだけ何を変えることができるかって考えると。本当の意味で野党がキチンと話し合って政策協定を結べる条件はあるのかなぁ。

tou*uhy**uchi*

2007/03/29 21:51 URL 編集返信
No title
それでも、民主党をうまく使わないと与党には対抗できないでしょう。民主党単体に何かを期待するわけではないけど、やっぱり個別の政争の場面ではまだ数の力で渡り合えますからね。共産党も彼らをうまく「使う」ために、もっとしたたかに戦術を練ってくれないと。

Jinne Lou

2007/03/29 23:43 URL 編集返信
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うまく使うってのは良く分かるけどね。だけど、民主党を使うのか、民主党に使われるのかは分からないけど、いずれにしてもいわゆる二大政党制の流れの過渡期的な位置づけになる可能性が強いでしょう。そういう枠組み自体が危険な気がするのね。マスコミを含めて、全体がそういう流れを作りたい意識がミエミエだから、よほど注意が必要かなと。慎重に政策協定を結ばなきゃならないんだろうなって。だけど、共産党はかたくなで、民主党は共産党外しだから、条件があるのかなぁって思うのよ。

tou*uhy**uchi*

2007/04/02 22:32 URL 編集返信
No title
たしかに、それは悩ましいところですが。「民主党を使う」戦術が、結果として「保守二大政党」化への流れを助長する可能性は否定できません。大きなジレンマです。

Jinne Lou

2007/04/02 22:48 URL 編集返信
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