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September Songs

さて、9月もすでに4日が過ぎた。
9月と名のつく曲には、なぜか昔から名曲が多い。いつも聴いているものの中から、iTunesで〈September〉で検索して出てきたものをいくつか紹介。持っている曲をハードディスクに取り込んでデータベース化しておくと、こういうことができるメリットもある。


September Song

詞と曲の良さが相まって、一年の終わりに近づく9月の情感をよく表わした佳曲。やや意外なことに、「モリタート(マック・ザ・ナイフ)」で知られるドイツの作曲家クルト・ワイルによるミュージカル用作品。

Nat King Cole Sings / George Shearing Plays
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ナット・キング・コールと、名手ジョージ・シアリングが出会った名盤。1曲目に〈September Song〉。キング・コールがやや抑えたトーンで歌うと、9月の雰囲気が一層深まる。ピアノとバイブによるユニゾンを主体としたシアリングの好アレンジと、ストリングスの穏やかな伴奏が映える。




FRANK SINATRA - September Song (with lyrics)
シナトラの歌唱と比べてみるのも面白い。珍しくヴァースから歌い始めている。



September in The Rain

ハリー・ウォーレン作曲の、これも有名なスタンダード。上記アルバムに参加している、ジョージ・シアリングのカルテットが得意とするナンバーでもある。レッド・ガーランドのピアノ演奏など名演が多いなかで、ここではジュリー・ロンドンの歌唱を。

Calendar Girl / Julie London
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各月にちなんだタイトルの歌を集めた企画盤。〈I'll Remember April〉〈Memphis in June 〉などの定番とともに、歌が存在しない月についてはオリジナル曲を創作。勢い余って「13月(The Thirteenth Month)」の歌まで作ってしまったという気合の入りよう。その中でも、やはりスタンダードの〈September in The Rain 〉が光る。
ところで、同曲では詞に“Though spring is here to me it's still September / That September in the rain”とある。これは実は9月ではなく春の歌と解釈すべきなのかと一瞬思ったが、やはりここでの比喩は「春」のほうなんだろう。「私に春は来たけれど、でも今は雨の9月」ということか。



September In The Rain-Dinah Washington
ダイナ・ワシントンの歌も、また違った趣で面白い。

Maybe September

この曲に関してはよく知らないが、ムード音楽の巨匠であるパーシー・フェイス楽団の曲らしい。ちょっと憂鬱だが美しいメロディーだ。

Heavy Hitters / Eric Alexander
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ジャケはお笑い系だが、内容は至って真面目なジャズ。エリック・アレキサンダーが骨太なテナー・サックスを聴かせる。好演奏が並ぶなか、白眉は〈Maybe September〉だろう。図太い音のテナーには、アップテンポの元気な曲よりも、こういうしっとりした雰囲気のメロディーがよく似合う。



September


ジャズではないが、言わずと知れたEarth, Wind & Fireの代表曲。ソウルフルな原曲とは打って変わって、ここでは軽いボサノヴァアレンジのものを。

MILK BOSSA presents MARCELA
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マルセラはブラジルの新世代ボサノヴァ歌手で、父親もボサノヴァ草創期から活動している重鎮。ポップスをボサにアレンジした盤をいくつか発表している。この〈September〉も、原曲とはだいぶ雰囲気が異なるものの、聴いていて心地よい。音質も良く、アコースティック・ギターの爽快な響きと柔らかな歌声の相乗効果が表れている。













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コメント

コメント(6)
No title
ゆうつべの方しか聴けなかったですが…朝から眠くなるような心地よいメロディーですね。
最後が中島みゆきさんの歌詞…とゆうのがミスマッチようなJinneさんらしいような…
九月は好きな月なんですが、体調の方は九月を嫌うようで困っています。

まけお

2009/09/05 07:44 URL 編集返信
No title
たしかにSeptember Songのほうは眠くなるかもしれませんね。しかしこの曲は、眠くなるくらいのテンポが重要だと思います。
中島みゆきは〈十二月〉という曲も書いていますね。こちらはさらに重苦しい内容です。

Jinne Lou

2009/09/06 02:13 URL 編集返信
No title
どうしても「すみれセプテンバー」のイメージが強いですっ!!

かいざぁー

2009/09/06 03:31 URL 編集返信
No title
G・シアリングは「9月の雨」だったら好きです。他はあまり印象がありません。「9月になれば(Come September」という映画があってその主題曲がありましたが、あれはイタリアの映画だったかな、曲風はカラカラしていて好みではないです。

gru**y_c*cli*t49

2009/09/06 22:47 URL 編集返信
No title
>カイザーさん

ああ、ありましたね。私はよく知りませんが…。

Jinne Lou

2009/09/07 03:23 URL 編集返信
No title
>グランピーさん

シアリングは曲のアレンジが特徴的ですが、彼のアレンジにかかるとどれも同じように聞こえてしまう嫌いもあるので、個々の演奏が印象に残らないということがあるかもしれません。
「9月になれば」というのは知りませんでした。iTunesで探してみます。

Jinne Lou

2009/09/07 12:55 URL 編集返信
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