FC2ブログ

SOUL SOUNDS/THE 3 SOULS

イメージ 1

どうですか。お揃い(?)のスーツでバリッとキメちゃって、もう見るからに「ソウル三人衆」ってな感じでしょう。「ソウル・サウンズ」ってタイトルもそのまんま。3人ともテクニックはさて置き…ですが、とにかく「ソウル」なんです。

基本的にアルトサックスのソニー・コックスを中心に、オルガン、ドラムスからなる3人組。ここではゲストとしてギターとベースも加わっているようです。65年の作品。60年代にはこんなオルガン+ギター+ドラムス+サックスのソウルジャズバンドが雨後のタケノコのごとく現れては消えていて、彼らもそのうちの1グループでしょう。しかしここでは、暑苦しさ満開、唯一無二の音でアルトを吹くコックスが出色。曲目はR&Bからバカラック・ナンバー、スタンダードにジャズメン・オリジナル、自作のブルースまで雑多な内容です。ところがこのファンキー野郎にかかると、どいつもこいつも悶絶必至のソウルミュージックに強引に変身。こんなコブシの効いた〈ディア・オールド・ストックホルム〉、他ではお目にかかれません。ケニー・バレルの人気ファンキー・チューン〈チトリンス・コン・カーネ〉も、血管がブチ切れそうなブロウが痛快ですね。たまに勢い余って微妙に音程をハズすところや、垢抜けないリズム陣も最高にツボにはまってます。カツカレーにウナギとステーキを載っけてタルタルソースをぶちまけたような演奏とでも申しましょうか。

なかでも好きなのが、ウェイン・ショーターの〈ブラック・ナイル〉。…ん?これってこんな曲だっけか?なんか原曲とメロディーが全然違うんですけど…なんて野暮な疑問も忘れさせる強引な演奏が炸裂! いいんです。断固としてこれが〈ブラック・ナイル〉なんです。それにしても、明らかに他人の曲のパクリなのに堂々と違う曲名をかぶせて演奏するソウル系ジャズマン(グラント・グリーンとか)は多いけど、全然違う曲なのに「他人の作品だ」と言い張るケースは珍しい。

ソウルフル度 ★★★★★
ソウルフル度 ★★★★★
ソウルフル度 ★★★★★

すでにメーカー在庫切れのようですが、データはこちらを参照のこと。
http://www.shinseido.co.jp/cgi-bin/WebObjects/Catalog.woa/wa/detail?r=MVCJ-19024
スポンサーサイト



コメント

コメント(4)
No title
ファンクはいいですなぁ。しばらく前にはまりました。ブーガールーとか。

tou*uhy**uchi*

2005/12/09 08:01 URL 編集返信
No title
ブーガルーとかシンガリンとか、この時代には流行ったみたいですね。この65年ごろはまだ8ビートが多いけど、70年前後の16ビート主体のジャズファンクが好きです。

Jinne Lou

2005/12/10 02:32 URL 編集返信
No title
私はサイドワインダーなんか好きですね。モーガンだったっけ。

tou*uhy**uchi*

2005/12/11 16:47 URL 編集返信
No title
はっきり言ってサイドワインダーとかのジャズロックはリズムもメロディーもダサいと思ってましたが、最近カッコよさが分かってきました。ダサカッコイイとでも言うんですかね。

Jinne Lou

2005/12/11 20:53 URL 編集返信
コメント投稿
非公開コメント

プロフィール

Jinne Lou

Author:Jinne Lou
個人>国家
公共≠国家

月別アーカイブ